桜守の佐野邸

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空から祇園枝垂れ桜のシャワーが降り注いできた。

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桜守として有名な佐野藤右衛門さんの邸を訪れた。

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京都の円山公園や蹴上インクライン、内外の桜のお世話をしている佐野さん宅の庭は、桜の時期に公開してくれている。
邸内の床几に座り、人々が思い思いに上を見上げていた。

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植栽しただけでは健やかに育てることが難しい桜。

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美しい花を咲かせましょう。
桜守の技と心遣いが光る。

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その心が桜に伝わり、満開の花となる。
「お見事!」と言う他ない。

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茅葺き屋根のお宅は趣があった。

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佐野さんの桜園では、定番の枝垂れ桜から国内に2本しかない稀少な桜まで、約200種を保存しているそうだ。

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邸内を散策中、前を歩いているご婦人たちが話していた。
「佐野さんは、京都中の桜、日本中の桜のお世話をしてはるんやて」
「たった数日の開花のために、ぎょうさん時間かけてはるんやろなあ」

これからも佐野藤右衛門さんは、日本中の桜を守り続けていってくれるだろう。
伸びやかな枝ぶりの佐野邸の桜たちが、まばたきもせず頷いたかに見えた。

(撮影4月4日)

佐野邸
京都府京都市右京区山越中町13番地
電話:075-871-4202
料金:無料
by kirafune | 2010-04-29 21:04 | 京都 | Trackback | Comments(18)
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Commented by 都人 at 2010-04-29 22:22 x
「桜は守りをせな、手入れではあきまへんのや」
佐野藤右衛門さんの言葉ですね
梅は、手を入れるとより美しくなるけど、桜は、じっと守らないと・・・
だからこそ、あんなに妖艶に美しく咲き誇るのですね~
円山公園の枝垂れ桜が思い出されます。
Commented by kirafune at 2010-04-29 22:43
♪都人さん

守ってもらった桜は、放っておかれた桜より美しい。
円山公園の枝垂れ桜、心の思い出帳にそおっと仕舞っておきたい美しさでした。
Commented by はっしい at 2010-04-29 23:47 x
佐野藤右衛門さんの事は知りませんでした。
素晴らしい方ですね。
メジャーなところ以外にも桜の美しい場所が沢山ある京都。
まだまだ行ってない所、知らない所があるなぁと思いました。
桜守に感謝です。
Commented by merry at 2010-04-30 12:42 x
kirafuneさんこんにちはぁ〜
新しいブログも素敵な写真とコメントで楽しんで拝見させて頂きました。
私も今年、京都を訪れましたが、まだまだ知らない所がたくさんある事を気付かされました。
これから、また遊びに来ますので、よろしくお願い致します。
Commented by chisa_pie at 2010-04-30 18:15 x
kirafuneさん、こんにちは!

桜守りの藤右衛門さんのお庭のご紹介嬉しいです。
見事な桜ばかり!
昨年、藤右衛門さんのお庭でのご本人へのインタビュー番組を見て、桜をこんなに愛しておられる藤右衛門さんの素晴らしいお人柄を拝見して、ご著書まで買い込んで読みました。茅葺屋根のお住まいには、いつも少なくとも三世代のご家族が同居されておられ、少なくとも二百年の時間がご家族の間に流れているそうです。一徹に守り続けておられるものは、その時間の中から伝承されているのですね。桜をいつまでも美しく咲かせ続けてほしいですね。
Commented by shino at 2010-04-30 20:27 x
桜守というお仕事と言葉があるのは、知っていましたが、すごいご苦労をされて毎年、美しい花を咲かせて下さっているのですね~。

あらてめて、そのお仕事ぶりに頭が下がる思いです。
五枚目と最後の写真、好きです^^
こういう方にも焦点をあてて紹介してくださるkirafuneさんにも拍手です♪
Commented by kirafune at 2010-04-30 20:57
♪はっしいさん

佐野藤右衛門さんは、京都の人たちが誇りに思う、とても素敵な方みたいです。
道行く方々が、尊敬の念を口にしつつ、佐野邸の中を散策されていました。

Commented by kirafune at 2010-04-30 20:58
♪merryさん

おひさ~です。
ご訪問&コメントもありがとうございます。
merryさんも京都に行かれたのですね。
京都、大好きです。
これからもよろしくお願いしますね。
Commented by kirafune at 2010-04-30 21:02
♪chisa_pie さん

こんばんは!
そのインタビューは見そびれました。
chisa_pie さんは佐野さんの著書も読まれていましたか。
読んだら、それだけで感動してしまいそうです。
見上げるほどに立派な桜が佐野邸にはたくさん植わっていました。
藤右衛門さんの桜に注ぐ愛情の結晶ですね。
いつまでも桜を守ってほしいと思いました。


Commented by kirafune at 2010-04-30 21:07
♪shinoちゃん

ありがとうございます。
私も最後の写真、気に入っています。
世の中には、凄い人がいるのですね。
人も桜も育てるのは、並大抵なことではありませんよね。
本当に頭が下がります。
厳しさの中に美が生まれる。
春の叙勲を受章された「剣岳 点の記」の映画監督・木村大作さんも言っていました。
大甘の自分を反省しました。


Commented by うえっち at 2010-05-01 03:17 x
これが個人の庭なんですか!?
スゴイですね!
桜への愛情を、感じずにはいられないです(^-^)
Commented by えみりん at 2010-05-01 17:19 x
桜守の佐野さん、自宅を開放して沢山の人に桜の素晴らしさを教えてくれるのですね。
一度行ってみたいものです。
円山公園の枝垂れ桜も以前に見た時とは姿が大分さま変わりしているようですね。
いつまでも桜のように妖艶な、魅力のある女でいたいものです。
Commented by miyabiko at 2010-05-02 10:32 x
京都の桜の美しさには、桜を愛する人の守りの心が秘められていたのですね。
こちらでは桜といえば染井吉野が定番で、恥ずかしながら桜にはこんなにたくさんの種類があるなんて知りませんでした。
佐野さんの桜園でいろんな桜を見てみたいです。
そういえば、書店で「櫻守」という本を見かけました。
今度読んでみようかなあと思いました。
Commented by kirafune at 2010-05-02 19:14
♪うえっちさん

これだけの広さの個人宅を無料で
公開してくれるなんて、佐野さんて
太っ腹ですよね。
その心の広さにも、感服しました。
Commented by kirafune at 2010-05-02 19:17
♪えみりんさん

桜は日本人の心に深く入ってくる花木ですね。
その桜を大切に守り続け、毎年私たちを
感動させてくれる佐野さんは、
日本人の宝かもしれません。

えみりんさん、私もアンチエイジングをめざしまっせ!
Commented by kirafune at 2010-05-02 19:20
♪miyabiko さん

「櫻守」の本、私も読んでみたいです。
水上勉さんの小説にも、佐野さんの先代のことが書かれているみたいです。
GWに本をいっぱい読みたいな。
でもお天気がいいと、すぐカメラを持って出かけたくなります。
落ち着け~!と自分に言いたいです。
Commented by ログの大好きな徳さん at 2010-05-10 16:11 x
「櫻守」。。。いい響きの言葉ですねぇ。
達人の 「桜を見上げる心眼」は 何処を見ているんでしょう。
養分を吸い上げる毛根や 土の色合いかもしれませんね。
Commented by kirafune at 2010-05-11 06:56
♪徳さん

大変だとは思いますが、素敵な職業ですね「、桜守」って。
土にまみれるお仕事、自然と一体となって、桜を守っていらっしゃるのでしょうね。
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