こくた せいこ 染仕事

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待てど暮らせど、人には、出会える人と出会えない人がいる。



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待ち合わせ場所で有名な銀座和光の時計台の下では、今日も人待ち顔の人々がいた。

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その銀座4丁目の交差点の程近く「銀座もとじ」さんへ。

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今、京都在住のろうけつ染め作家・こくたせいこさんの企画展が開催中だ。

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半年で仕上げたという今回の作品も、シンプルでモダン。

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無駄を削ぎ落とした独特な、こくたせいこの線と面の世界があった。

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ろうけつ染めというのは、ろうが固まる前に急いで描かなければならない。
時間とフリーハンドのセンスが真っ向から勝負する。

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その潔さと無限の可能性が布の上で躍っていた。

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これは、茶事の時、帯の後ろに入れて持っていけるバッグ。
ろうけつ染めの品はなかなかないので、人気が高い。

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どの作品も世界にただひとつの1点ものだけに、飛ぶように売れていた。
着物も毎回自分にぴったりの品に出会える人と、何度来てもすでに時遅しで、一品に出会えない人が必ずいるという。
すべて、縁なのだろう。

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ご自分がデザインした着物姿で、おせいさんが銀座の夜に消えて行った。
その後ろ姿のかっこよさ。

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勇気と潔さで、出会いのチャンスをものにしよう。
今夜も誰かが貴方を待っている。

★「こくた せいこ 染仕事」展は、 2011年11月24日(木)~27日(日)まで開催中

「こくた せいこ 染仕事」展
銀座もとじ 和染
東京都中央区銀座4-8-12 
電話:03-3535-3888
営業:11:00~19:00
休み:なし
料金:無料
by kirafune | 2011-11-25 23:53 | 展覧会 | Trackback | Comments(31)
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Commented by しなこじ at 2011-11-26 17:31 x
こくたせいこさんの後ろ姿、凛として素敵ですね。
色といい、すっきりした線といいほれぼれします。
こんな着物が似合ったらいいですね~。
着慣れた人でないと難しいでしょうね。
Commented by chisa_pie at 2011-11-26 17:35 x
雲母舟さん
こんにちは!
銀座和光の前で人待ち顔。
出会いは偶然のシャッターチャンスのように、中々
思い通りにはいかないものかもしれませんね。
このお店の前、夏に通ったことがありました!
とても雰囲気のあるお店でした。
雲母舟さんは和装もなさるのかしら?
2枚目のお写真の青いオブジェは道路上ですか?
ショーウインドーもクリスマスですね♪
暮れの和光下にも行ってみたいなぁ~♪
Commented by desire_san at 2011-11-26 18:35
こんにちは。時々訪問させていただいて、風情のある写真をたのしませていただいています。

クリスマスのイルミネーションの街と染仕事の世界、日本ならでは調和の世界ですね。調和すると感ずるのも感性の問題化もしれませんが、私はこれも日本のひとつの表現だと感じました。

私は先月ビザンチン帝国の都でオスマントルコ帝国の都でもあったトルコのイスタンブールに行ってきました。美しいビザンチン絵画と全く違った魅力のあるイスラム美術をたくさん鑑賞することができました。ブログに今回はイスラム美術の魅力などの感想を書いてみました。よろしかったら前回のビザンチン美術と合わせてご覧になっていてください。

よろしかったらブログに感想などなんでも結構ですので、コメントをいただけると嬉しいです。
Commented by limecafe at 2011-11-26 20:02
待ち合わせ場所にいる人って、
それぞれにドラマがあって、見ていると面白いですよね。
それを写すのは難しいですが、
シルエットなら、いいですね^^。

kirafuneさんはきっと着物が似合う方なんだろうなと、
勝手に想像している今日この頃・・・^^。
Commented by ミニミニ放送局 at 2011-11-26 20:33 x
二番目のアート写真TVニュースで見ました。
街のイルミネーションもクリスマスバージョンになってきたようです。
モダンな和の世界に浸りましたね。
こういうのを見ているのでkirafuneさんのセンスが磨かれているのだなと思いました。
飛ぶように売れていた・・・というのはやはり銀座なのでしょうか。
TBを頂きありがとうございました。
金魚坂の記事を見たいましたがここ本郷であることは忘れていました。分かっていたら寄ってみたと思いますがこの時は菊坂の方に向かいました。迷いながら裏通りを歩くのもまた楽しいものですね。
Commented by uetti at 2011-11-26 20:50 x
銀座和光の時計台の下に、今はこんなオブジェがあるんですね。

夜の撮影は難しいのに、この写真はさすがですねぇ♪
Commented by うえっち at 2011-11-26 20:51 x
あっ、また名前を入れ間違えた。。。
Commented at 2011-11-26 22:10
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by りん at 2011-11-26 23:01 x
こんばんは!
ご無沙汰しておりました。
こくたせいこさんという方、始めて知りましたが
ステキな染物ですね〜!
勢いと動きのあるデザインで、色合いもモダンですね。
ろうけつ染め、中学時代に家庭科で一度やりました。
切り絵のような独特の染め上がりになるのが楽しかったです^^
Commented by arak_okano at 2011-11-27 07:06
アラックです。
目指すは人間国宝!!!なんてね??
アラックには才能も努力も何にも
ありません。
馬鹿なぼやきでスイマセン。
技術がある方、凄いですね。
それをしっかりとおさめる、雲母舟さん、
凄いな。
Commented by kirafune at 2011-11-27 08:23
♪しなこじさん

2年に一度の銀座での個展に
こくたさんは毎回、着物姿で在廊されています。
いつも、粋に着こなされていて、かっこいいです。
しなこじさんもすらっとされて姿勢がいいから、
着物がお似合いだと思います。
Commented by kirafune at 2011-11-27 08:27
♪chisa_pieさん

銀座和光の前は相変わらず
華やかな雰囲気でした。
もう、クリスマスのイルミネーションが
街を彩っていました。
chisa_pieさんも「もとじ」さんの前を
通られたことがあるのですね。
中には和装のプロがいるので
お話を伺っているだけで
いろいろ勉強になりました。
その道ウン10年というプロの話は
やっぱり面白いですね。
Commented by kirafune at 2011-11-27 08:31
♪desire_san さん

トルコのイスタンブールは
エキゾチックな街並みですね。
イスラム美術の魅力を書かれた今回の記事も
プロの書き手のような見事さで
大変勉強になりました。
お写真も毎回、素晴らしいです。
Commented by kirafune at 2011-11-27 08:34
♪JINさん

待ち合わせ場所で人待ち顔の
シルエットを狙ってみました。
さりげなく撮るのが、案外難しいですね。
日本人の女性として、
着物の似合う人になりたいものです。
まず、うなじから磨きに入らないと^^
Commented by kirafune at 2011-11-27 09:29
♪ミニミニさん

銀座のイルミネーションのニュースは
TVで放映されたのですね。
私はたまたまこの個展に行ったとき、
街がすてにクリスマスバージョンに
なっていたので驚きました。
まだ、11月なのに・・・。
でも、もうすぐ師走なんですね。
ろうけつ染めのモダンな和の世界は
見る側はただ美しいと涼しげに言いますが、
実際、作り手となると、その制作現場は
ろうの強烈な匂いはするは、墨をするはで
なかなか大変なようです。
美の陰にろう(労)あり。
本郷のあたり、私もまた散策してみたいです。
Commented by kirafune at 2011-11-27 09:31
♪うえっちさん

名前、わかるから大丈夫ですよ~^^
夜の撮影はISO感度を上げたりしますが、
銀座の場合、ネオンが煌びやかなので、
あまりその必要もないかもしれませんね。
手持ちでのスナップ撮りが面白いです。
Commented by kirafune at 2011-11-27 09:32
♪鍵コメさん

ありがとうございます。
メールさせていただきますね^^
Commented by kirafune at 2011-11-27 09:34
♪りんちゃん

もうすぐ1210展、
準備に追われているころでしょうか?
今年もしのちゃんと一緒に見に行きますね。
りんちゃん、直島の作品を出すのかなあ?
また会えるのを楽しみにしています。
Commented by kirafune at 2011-11-27 09:39
♪アラックさん

その人にしかできない技術とセンスを
持っていること、素晴らしいですね。
おせいさん、人間国宝になるかもしれません。
実際、「銀座もとじ」の番頭さんらしき方が
おっしゃっていましたが、
ほとんどの人間国宝の方々と
お友達だそうです。
その目利きが、こくたさんの作品は
唯一無二で素晴らしいと
絶賛されていました。
毎回、どんどん洗練度が増し、
人気も高まっているようです。
これからの展開も目が離せません。
Commented by ひろ at 2011-11-27 17:19 x
こんばんは^^
こういう小物をさらっと持てるような粋な大人になりたいです^^
Commented by shino at 2011-11-27 20:17 x
ブログのタイトルを拝見して、どこかで見たような気がしました。
金曜日に、たまたま銀座へ行ったのですが、それで見かけたのだと気が付きました。
今回は、もうすでに終わってしまい残念ですが、次回は是非、拝見したいものです^^
そういえば以前にもkirafuneさん、こくたさんを記事に取り上げていらっしゃいましたっけ?
シンプルでモダンな勢いのあるお仕事をされていますよね。

夜の銀座に消えてゆく後姿を捉えられたのは、すごいなぁと感心しました。
Commented by WWMC at 2011-11-27 20:28
後ろ姿で魅せるのは、ハードボイルドだけじゃあないよ、という
のを雄弁にかたってる一枚、大好きです。黒とあわせたこのブルー
和の色では何に近いのでしょう、鉄紺かな、瑠璃紺かな、、、と
楽しませて貰いました。ひとつ教えてください。展示されてる
この生地は、特定の用途があるんでしょうか?着物の服地には
ちいさすぎますよね。
Commented by kirafune at 2011-11-27 20:43
♪ひろさん

ほんと、粋とは
こういうことをいうのだと
教わりました。
素敵でした^^
Commented by kirafune at 2011-11-27 20:47
♪shinoちゃん

金曜日に銀座へ?
私もです。
街角でいろいろ撮影していました。
shinoちゃんとどこかで
ニアミスしていたかもしれないですね。
おせいさんは、私のボスの幼馴染なのですが、
2年ぶりにお会いしても、全く変わらず、
しゃきっとされていて、同じ女性ながら
惚れ惚れしました。
Commented by kirafune at 2011-11-27 20:56
♪WWMCさん

後ろ姿がハードボイルド!
正にそんな感じでした。
展示されている赤いお盆に乗った短めの布は、恐らく
着物と帯の間にチラリと見える帯揚げと思われます。
その他、着尺地だけでなく、帯やスカーフや洋服、バッグなど、
実に様々な品がろうけつ染めの作品として
見事に結実していました。
洋服についているボタンが素晴らしかったので
伺ってみたところ、ボタン問屋さんに
お任せしてあるとのことでした。
ひとつひとつがプロのセンスで光っていました。
京都や奈良でも個展が開催されているようです。
確か去年は西陣織会館と長谷寺で行われていました。
Commented by prado9991 at 2011-11-27 21:01
こんばんは
今、東京でなさっておられるのですね。
旦那様のこくた議員は京都におられる頃、よくお世話になっていました。
お正月にご夫婦で挨拶にこられたときは、和服をびしっと決められてかっこよかったです。
Commented by kirafune at 2011-11-27 21:18
♪prado9991さん

こんばんは!
今回の展示は今日で終わったようです。
4日間の東京滞在後、京都に戻られたと思います。
prado9991さん、こくた夫妻をご存じだったのですね。
おせいさんは、私のボスの幼馴染で、とても気さくな方です。
和服姿、キマッテいました。
やっぱり、かっこいいですね。
Commented by teko-0411 at 2011-11-28 17:56
“おせいさん”の後ろ姿、キリリとしていて、颯爽としていて、本当に素敵!
大人の女性って感じ。憧れます。

雲母舟さんのエッセイには、毎回グッとくるフレーズが盛り込まれていて
いつも、励まされているような気がします。
出会いは御縁だけれど、自分で掴み取る勇気と潔さが大事!・・・ですね。
Commented by 都人 at 2011-11-28 22:52 x
こんばんは
そうだったのですね、こくたさんはご夫婦だったのですね~
なるほど~、いつもセンス良い作品を造られてますね
雲母舟さんもお気に入りですか(^^)
Commented by kirafune at 2011-11-30 06:38
♪tekoちゃん

「おせいさん」、かっこいい女性なのです。
tekoちゃんもきりっとしているから、
和服姿、似合いますね。
エッセイから私のメッセージを感じとってくれて、
なんだか嬉しいな^^
ナイス・アンテナ!
Commented by kirafune at 2011-11-30 06:41
♪都人さん

おはようございます!
そうなのです。
こくたさんのご主人は京都選出の国会議員さんです。
西陣で個展を開かれているみたいなので、
機会がありましたら、都人さんも
おせいさんの作品をご覧になってくださいね~。
素敵ですよ。
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