千両ヶ辻 京の坪庭

a0169902_6353738.jpg
「庭屋一如」
緑と風と光を感じる、暮らしの中の庭がそこにあった。

にほんブログ村 旅行ブログ 京都旅行へ



a0169902_6355938.jpg
西陣・呉服問屋の「冨田屋」さんは、 明治の典型的な大店の町屋だ。
通りに面した間口八間の店構えから、外へ出て建物の横を見てみれば、

a0169902_6371448.jpg
ながい長~い鰻の寝床の建物だった。

a0169902_6373987.jpg
表屋造りの店舗の奥に目を転じると、住居の中に坪庭があった。

a0169902_6375572.jpg
それは、現在も染物屋を営む「大宮庵」とて同じこと。

a0169902_6383631.jpg
奥座敷から眺める中庭に初秋の日の光が秘かに射し込んでいた。

a0169902_6384456.jpg
テレビ番組「美の壺」でも最近紹介された、築150年の京町家「岡田」の坪庭。

a0169902_639136.jpg
鰻の寝床に、高い天窓から光が射す。

a0169902_6393413.jpg
水野克比古先生の町家写真館の通り庭にも、光と影。

a0169902_640563.jpg
写真館奥の坪庭にも、「庭屋一如(ていおくいちにょ)」という京町家の、庭と住まいが一体になった住居空間があった。
「家のつくりようは、夏をむねとすべし」
徒然草で兼好法師が書いたように、平安時代から京の住まいは夏の暑さを凌ぐように造られていた。

a0169902_6411924.jpg
夏になると襖や障子を外して御簾など夏用の建具に替え、軒先には風鈴を吊るした。
通り庭や坪庭に打ち水をすることで奥から表まで風が通り抜けた。
暮らしを快適に過ごすための工夫が随所に散りばめられた京町家の坪庭で、密やかな緑と風と光を五感で感じた。

(撮影9月22日)

☆冨田屋
☆大宮庵
☆岡田
☆町家写真館
☆水野家<幻庵>

西陣千両ヶ辻伝統文化祭

★雲母舟からのお願い
ランキングに参加してます。
お気に召したら、クリックしてね♪
    ↓ ↓
にほんブログ村 旅行ブログ 京都旅行へ
by kirafune | 2012-10-11 06:53 | 京都 | Trackback(1) | Comments(16)
トラックバックURL : http://kirafune.exblog.jp/tb/16560422
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Tracked from Deep Season  at 2013-10-14 21:49
タイトル : 西陣千両ヶ辻
 坪庭を拝見します  大宮庵の暖簾をくぐる  100坪以上ある住居兼仕事場のことを町家でなく町屋と呼ぶ  普段も予約見学できるそうだが、「千両ヶ辻伝統文化祭」があった  9月23日は自由に見学させてもらう事ができた  一番のお目当ては、坪庭を拝見する事だった  大きめのなつめ手水鉢も春日燈籠が絶妙に庭に収まっていた  続いてお伺いしたのが、写真家水野先生の町屋写真館、  先生の写真と共に、哀愁漂う走り庭におくどさんや  趣きのある坪庭を見させてもらう事...... more
Commented by しなこじ at 2012-10-11 07:11 x
おはようございます!
本当に京町家の坪庭は魅力的ですね、ぎらぎらした光とは
無縁の優しい光を感じます。
京都らしさの趣にいつも見入ってしまう憧れの坪庭です。
Commented by wwmc at 2012-10-11 08:12
いいですね、この雰囲気。いつも京都の町屋の坪庭に感心したあと
「このくらいのスペースならうちにだってあるのにな...」と、
つい考えてしまします。ま、その実現可能性はiPS細胞を私が
作り出すのに等しい値ですけど。
しかしまあ、この板塀と白壁の長さは見事(^^)!
Commented by kwc_photo at 2012-10-11 12:20
坪庭がすばらしいですね。これぞ坪庭!という気がします。

町家をこんなに堪能できるんですね~。
町家といえば、紫織庵、だった私にとっては、こういう催しでいろいろ
見せていただけるってすごく魅力的です。
来年こそは・・・(^^)
Commented by foto_k at 2012-10-11 20:30
雲母舟さん、こんばんは。

坪庭のある京町家はどこか懐かしい雰囲気があります。
人がホッとするのはそんなだからなのかも知れませんね。
太陽の光が斜めに入る感じがたまらない6枚目と7枚目。
失礼して寝そべって眺めてたいなぁ。。。
って、こんなとこは余程の機会無い限り直接観ることは出来ないでしょうねぇ^^;
こないにして見せてもらえる雲母舟さんの画に、凄んごく価値あり!
ありがとうございます(^^)

Commented by hitatinotono at 2012-10-11 21:31
雲母舟の膝枕でZuuu(バキッ。

 いつまでも変わらぬ京で在りますよう・・・。
Commented by prado9991 at 2012-10-11 21:56
こんばんは
坪庭は本当に京都を象徴するお庭ですよね。
小さいですが侘び寂びを感じさせる雰囲気がありますよね。
坪庭に仄かに差すお陽さんにも京都らしさを感じます。
Commented by deepseasons at 2012-10-11 23:52
こんばんは~
どのお庭も飛び石や燈籠がバランスよく配置されており、狭いのに
広がり感のありますね。 京都は、やはり庭の造形美が楽しみだ
と再発見させていただき、改めてもっと多くの庭を拝見したいなあと
思えました。 ありがとうございます~
Commented by たーや at 2012-10-12 00:29 x
ほんと、短い時間でよくやられますね。
いつも感心します。。。し、驚きですわ(笑
今度は必ず、通行手形を所持してくださいね(笑
Commented by kirafune at 2012-10-12 07:54
♪ しなこじさん

おはようございます!
確かに言われてみれば、
京町家の坪庭に射す日の光は
ぎらぎらしていなかったですね。
上品で奥床しい雰囲気がたまりません。
Commented by kirafune at 2012-10-12 07:58
♪shuさん

iPS細胞のこれからが期待されるところですが、
「じゃまなか」があまり流行らないよう、
私は願いたいものです(汗)
shuさんのところ、スペースありすぎて、
坪庭にならないのでしょうね~。
坪庭じゃなくて、公園とかにしてもらえれば
時々、皇居の奉仕団みたいな恰好で
庭掃除に行かせていただきますよ^^
Commented by kirafune at 2012-10-12 08:02
♪katsuさん

紫織庵もいいですね。
京の坪庭はどうしてこんなに惹きつけるのでしょう。
私もいつか、家の中に坪庭造りたいなあ。
その前に町家を買わなきゃ。
katsuさん、京都の町を隈なく散策されているから、
いい物件をみかけたら、教えてくださいね^^
Commented by kirafune at 2012-10-12 08:04
♪Kさん

京町家をどこか懐かしいと思われるKさん、
やはり京都人の血が騒ぐのでしょうね。
私もどこか懐かしく感じるのは、
日本人の血が騒ぐのか、
はたまた前世で京都に住んでいたか・・。
いずれにしろ、また住みたいです。
Commented by kirafune at 2012-10-12 08:08
♪hitatinotonoさん

殿、私の膝枕はちと高いかも?!
目が覚めたら、顔にちょび髭を
描かれていたらどうします?
あら、すでにありますか^^
Commented by kirafune at 2012-10-12 08:10
♪pradoさん

京の坪庭、正に
侘び寂びの世界です。
小さいけれど、宇宙を感じます。
本当に素晴らしいですね!
Commented by kirafune at 2012-10-12 08:12
♪deepseasonsさん

おはようございます!
京町家を残そうと奮闘している人たちもいる中で
年々その数も減っていってしまっている現状です。
なんとかこの素晴らしい空間美が後世まで残ってほしい。
何かできることはないかなと、自分なりに考えています。
Commented by kirafune at 2012-10-12 08:14
♪たーやさん

写真をまた1000枚以上
撮ってきてしまいました。
なんでこんなに・・・・。
編集がまだ終わっていません。
はい、通行手形を所持します。
了解で~す^^
<< パンケーキのラインベック 京・ゆば処 静家 >>