乳房とルーヴル美術館展
2013年 09月 22日
その日の国語の授業で先生に指された小林君は「腕のないビーナス」についての文章を朗読した。
その中で、何度も「乳房」という言葉が出てきた。
ところが、小林君の読みは最初から最後まで「ちさぶ」だった。
同級生たちは、シンとした教室の中で、朗々と響く小林君の「ちさぶ」に、震える思いで成り行きを見守っていた。
先生も先生だ。
間違っている読みを直そうともしない。
小林君は最後の章まで「ちさぶ」で通し、堂々と読み終え、静かに席に着いた。
小林君の「ちさぶ」が正しく直されているのか、どうか。
今となっては確かめようがない。
ルーヴル美術館展 ―地中海 四千年のものがたり―
東京都台東区上野公園8-36 東京都美術館
電話:03-5777-8600(ハローダイヤル)
会期:2013年7月20日(土)~9月23日(月・祝)
営業:午前9時30分~午後5時30分
料金:1,500円
交通:JR「上野駅」公園口より徒歩7分
★雲母舟からのお願い
ランキングに参加してます。
お気に召したら、クリックしてね♪
↓ ↓
芸術の秋ですね~!
って気温はまだまだ夏なんですがね(笑
ミロのビーナスにそんな面白いエピソードがあったんですね。
皆黙って静かに最後まで聞いてるのが関東らしいですね、関西でしたら、だれかが突っ込むか笑っておりますよ(●^o^●)
私も行こうかどうしようかと気になっている展覧会なのです^^
ミロのビーナスの朗読のエピソード、
ちょっと笑ってしまいました(笑)。
他の同級生さんたちは、どう思っておられたのでしょうね。
みんな、雲母舟さんと同じ心もちだったのかな・・・?
「小林君」が、ミロのビーナスの乳房をどう書いていたのか気になりますが、
その場にいたら、内容より読み間違いのほうが気になって頭に入っていなかったかもしれません、私なら(笑)。
子ども達の視線の先にあったものも気になります^^
懐かしく思いました。
2007年まで、日展の会場に使われていたので、
先輩や先生の彫刻を見に、よく足を運びました。
アルテミス、見れなくて残念。
この手の石膏像を見ると、
デッサンに手こずっていた高校の頃を
思い出します。
しかし、小林君、ブログねたにされているとは、
露知らず…(笑)
こういう失敗、皆もどう反応していいか、
わかりませんよね。
やっぱ、関東人は気が付かなかったふり…かな。
「腕のないビーナス」について、どんなお話なんだろう、つっこみ
処がないか少し検索してみたが、左手にはおそらく林檎を持って
いたであろうという話はあっても、最後まで、「ちふさ」についての
見解は出てこなかったです~
昨日は蒸し暑かったですね。
デジ鍛冶さんはまた初秋の京を
飛び回っていらっしゃったのかしらん。
関西の学校では、関東と同じことがあっても
教室内の反応が違うのでしょうね。
関西の学校は賑やかそうです^^
ルーブル美術館展、かなり混んでいました。
滅多に外に出ないギャビーのディアナが
来ていたせいでしょうか。
行ってよかったです。
ミロのビーナスというと、そして国語の授業というと、
いろいろ習ったはずなのに、私は小林君の「ちさぶ」しか思い出せません。
高校時代の親友と久々に会うと必ず、思い出話に小林君の「ちさぶ」が出てきます。
他の同級生さんたちにとっても、印象深かったようです。
写真の少年達の視線の先にあったものは
あえて確かめませんでした。
想像では、ナイスバディのきれいなお姉さんだったのではと^^
彫刻や美術の勉強をされていたのですね~。
私も昔、水墨画を習っていました。
絵を描いたり、見たりすることと
写真を撮ることは、共通するものがありますね。
小林君がその後の人生で、誰かにちゃんとした読みを
教わっていればいいのですが・・・。
「君のちさぶ、ビーナスみたいに美しいね」
なあんて、どこぞの女子に言ってなければいいいなあと。
ちょっと密かに心配しています。
高校の現代文の教科書に載っていたのは
清岡卓行さんの「ミロのヴィーナス」という評論でした。
「彼女は両腕を失っていたためにこんなにも魅惑的だった」
「彼女はその両腕を故郷であるギリシアの海かどこかに忘れてきたのであった」
なんていう、ミロのビーナスが擬人化された、逆説的な論が
思春期の高校生には鮮烈だったのを覚えています。
素晴らしい芸術論なので、機会があれば、
deepseasonsさんも是非に。
感受性の鋭いdeepseasonsさんなら、
きっと面白いと感じられるのではないかと確信します。
さすが、eiさん。
ただものでないとは思っていましたが、
すでに高校生のときに、パリに行かれて
実物をご覧になっていましたか。
パリは被写体の宝庫でしょうね~。
私もいつかカメラを片手に訪れてみたいです。
もう20年近く前にルーブルへ行きましたが、ミロのヴィーナス、
Nikeなどを見て感激したのが昨日のように思い出されます。
モナリザは思いの外小さめの絵で驚いたなぁ。
ちさぶ、ですか。
私も苦い経験が。千曲川、ってありますよね。
島崎藤村の千曲川旅情の歌、だったと思うのですが、
当てられて、朗読。「ちまきがわ」って読んじゃって、
その後一週間くらい「おーい、ちまきがわ」ってからかわれました(;´Д`)。
小林くんは静かに見守って?もらえて良かったですね(^-^)。
くりくり坊主頭の少年たちは・・・やっぱりナイスバディなお姉ちゃんに夢中なんでしょうか(笑)
吹きました(≧∀≦)
いつも、展覧会というと、上野、上野と
ひとつ覚えで呟いているので、
昨日も芸術の秋とばかり、「竹内栖鳳」展を観に
上野に行ってしまいました。
行ってみて、驚いたのですが、なんと
会場は竹橋の近代美術館でした。
あちゃあ。
わあ、katsuさんもパリのルーヴルに行かれていましたか~。
いいなあ。
モナリザは日本に初めて来たとき、母に手をひかれて
上野まで見に行った思い出があります。
パンダもそうでしたが、ちらっと見るだけに
何時間も並びました。
katsuさんは、本場で並ばずにご覧になったのですね~。
千曲川は「ちまきがわ」の方が、おいしそうに聴こえていい感じです^^
子どもの世界もなかなか大変。
でも、もまれている子の方が、あとが楽ですね。
くりくり少年たちは、とっても楽しそうでした。
瞳の先には、ほんと何があったのでしょう。