仏蘭西しりとり旅エセー9「夜のカフェテラス」

a0169902_23141382.jpg
人は時々、夢見るように旅するときがある。




a0169902_23142723.jpg
古都ルーアンに夜の帳がおりると、私は非現実の世界を彷徨うように、街を歩き回った。

a0169902_23143823.jpg
どこの国でも、楽しみといえば、食事をしながら気の置けない友と談笑することだろうか。

a0169902_23145078.jpg
金髪美女がウェイターに注文をしていた。
この光景って、どこかで見たことがある。

a0169902_2315339.jpg
130年前の「夜のカフェテラス」では、ランタンが黄色の光を放ち、店の正面やテラス、歩道を照らしていた。

a0169902_23151141.jpg
長き夜のとをのねぶりのみなめざめ 波乗り舟の音のよきかな。
私は夜舟に乗って海を渡った。
うとうとと眠りに落ちているうちに夢を見た。
黒を使わずに描かれた夜空の下で、街の人々が笑いさざめく声が聴こえた。

(撮影12月19日)

ルーアンの旅行ガイド

★雲母舟からのお願い
ランキングに参加してます。
お気に召したら、クリックしてね♪
    ↓ ↓
にほんブログ村 旅行ブログ 京都旅行へ
by kirafune | 2015-02-21 23:20 | | Trackback | Comments(12)
トラックバックURL : http://kirafune.exblog.jp/tb/20916831
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by greenkatastumuri at 2015-02-22 16:31
kirafune様
写真と言葉、素敵な夢の世界!!
ゴッホの絵の登場に、息をのみました。
素晴らしい旅日記、これからも楽しみにしてます。
Commented by kwc_photo at 2015-02-23 01:02
おお、夜景も撮られましたか~!
ゴッホの絵のような、原色の世界ですね。
ルーアンの鮮やかな夜景、とても美しいです。

私の中では、フランスはルノワールの世界なんです。
どことなくパステル調な、そんな感じ。
多分、初めて行った時、ルノワールに会いに行く気分だったので
そういうイメージが残っているのでしょうね(^-^)
Commented by doitsuwine at 2015-02-23 11:03
素敵な旅日記ですね。
持ちネタがたくさんあると、モノに対する視点も違ってきますから、自分の世界観が広がりますね。
黒を使わずに描く夜空、勉強になりました。
明かりの黄色の存在感が強いから成せる技巧。
さすがです。
この旅日記、本にならないかなぁ!
Commented by suzu-clair at 2015-02-23 17:10
まさに夢を見ているかのような
フランスの夜の帳が下りるころの世界、
本当に素敵にとらえておられますね☆
スケールの大きな大木のライトアップの向こうの
青い空が幻想的・・・☆
同じ場所にいても、
人によって目の前の世界がどう見えるかは違ってくると思いますが、
雲母舟さんは、
いつも本当に美しく世界をとらえておられて感激します。
フランスの旅も、たくさんの喜びや幸せを見出された旅だったのですね・・・☆

ゴッホの目にも、
夜空の下の町は、
こんなふうに映っていたのかな
なんて思いながら拝見しました。
Commented by kirafune at 2015-02-23 23:02
♪greenkatastumuriさん

ゴッホの「夜のカフェテラス」の絵が
ずっと前からすきでした。
それなので、フランスに行ってから
あのカフェテラスに似たところ、ないかなあと
無意識のうちに探していたかもしれないです。
ゴッホの絵はこれから掲載する記事の伏線を張った次第です。
またよかったら、お楽しみください。
Commented by kirafune at 2015-02-23 23:03
♪katsuさん

印象派がお好きなのですね。
ルノワールの絵は優しい雰囲気ですものね。
ゴッホの絵とちがって、安定感があります。
私は自分が赤ん坊の頃、母親がベビーベッドのある部屋に
ゴッホの複製画をたくさん掛けていた影響からか、
ゴッホの絵には子供のころから魅せられていました。
今回はゴッホという画家をとっても身近に感じる旅となりました。
Commented by kirafune at 2015-02-23 23:04
♪doitsuwineさん

わあ、そう言ってただけると、
うんうん唸りながら書いた甲斐があります^^
ありがとうございます。
いつか本にできるといいのですが。
doitsuwineさんも世界各国に行かれたときの
たくさんのネタで、写真集を出版できますね。
Commented by kirafune at 2015-02-23 23:05
♪suzuさん

世界はどうしてこんなにも美しいのでしょう?
旅の心がよけいに、そう思わせるのかもしれません。
日常を離れ、異国の地で見聞きするすべてが
新鮮で輝いて見えました。
ゴッホはオランダ人で、
フランスを見る目は外国人のそれだったのでしょうか。
激しく情熱的で、しかも繊細な画家のきりとるフランスが
とても魅力的に見えるのです。
フランスの旅、本当に行ってよかったです。
Commented by arak_okano at 2015-02-28 12:53
もう映画の世界ですね、夢をありがとうございます、バグースです。ヨーロッパ、アラックは泥棒さんばかりのイメージで怖いんです。
Commented by kirafune at 2015-02-28 20:59
♪アラックさん

白い紙をぺらぺら持って
近づいてくる子供がいたら、
それはスリのジプシー。
そう聞いていて、実際に近づいてきました。
いつになく大きな強い調子で
“No,Thank you!"と叫びました。すると、
ひどくがっかりした様子で、その子は
その場を去っていきました。
Commented by Kuma at 2015-03-25 15:31 x
遅ればせながら『仏蘭西しりとり旅エセー』を楽しませていただいています。kirafuneさんの御写真は、どれも芸術的で本当に素敵ですね。
Commented by kirafune at 2015-03-26 08:35
♪Kumaさん

Kumaさんもフランスを旅されてましたものね。
仏蘭西しりとり旅にお付き合いくださり、
ありがとうございます。
続きがあと少しあります。
よかったら、またご覧くださいね。
<< 仏蘭西しりとり旅エセー10「透... 仏蘭西しりとり旅エセー8「老若男女」 >>