妙心寺の謎

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花園妙心寺町の界隈を歩くと、いつも胸がどきどきしてくるのは何故だろう?

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塔頭46か院を持つ大本山妙心寺の境内に入った。
龍がこちらを見ていた。

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1656年創建の法堂の土台にはわざわざ角にL字型に切った石がはめ込まれている。
直線の組み合わせではなく、あえてL字にしてあるのには、強度を土台の石に求めた昔の人の知恵が潜んでいる。

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法堂の華頭窓をよく見れば

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木目模様がきちんと揃っていた。
どうやってそんなことができたのか。
昔の職人さんの技術に舌を巻く。

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そして、塔頭玉鳳院の平唐門には、門柱に応仁の乱の時にできた矢傷が残っていた。

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応仁の乱といったら、室町時代の1467年に始まった戦乱だから、かれこれ500年以上前の矢傷のあとだった。
私はそっと柱の傷に指を這わせてみた。

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広い境内の中を通り抜ける度、いつもどこかで足が止まる。
まるで誰かに呼び止められるかのように、秋も、

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春も。
京都妙心寺。
そこには、過去と現在がつながる時空の謎が存在していた。

妙心寺玉鳳院
妙心寺
京都府京都市右京区花園妙心寺町64
電話:075-463-3121

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by kirafune | 2015-05-24 07:02 | 京都 | Trackback | Comments(18)
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Commented by WWMC at 2015-05-24 08:19
華頭窓の謎、うむむ...確かにすごい。

この國の職人さんの腕と感性、そしてなによりその気概、
後生に伝わっていって欲しいですね。門外漢の身勝手な
欲望ながら
Commented by greenkatastumuri at 2015-05-24 17:02
妙心寺、桜も紅葉も素敵ですね。
応仁の乱の矢の跡、さすが1000年の都です。
空襲(ごく一部ではあったという話ですが)がなかった事が、幸いでしたね。
Commented by margueri1 at 2015-05-24 18:19
こんばんは。
妙心寺さん、四季を通して美しいお寺なのですね。
つい美しさだけに目を奪われがちですが、
そこに見られる歴史や、人のなせる技に気付くことが、
何よりも素晴らしいことだと感じました。
見せてくださって、ありがとうございます。m(__)m
Commented by ei5184 at 2015-05-24 19:23
妙心寺は雲母舟さんのほうが私より詳しいのかも?
何時も訪ねるのは塔頭ばかり。
こんな疑問はありませんでしたが、問われてみれば???
Commented by dejikaji at 2015-05-24 20:04
kirafuneさん、こんばんはです。
↑のei5184さん同様であります~(汗
細かな所まで見ておられますね~!
花頭窓なんかは、普通では気付きませんよ!
Commented by zeiss1221 at 2015-05-24 20:06
こんばんは。

妙心寺さん、いいですね。
たしか、日本で一番大きな禅寺であったと記憶しています。

えっ、何々、胸がどきどきしてくる?
まさか、雲母舟さん、不整脈?(笑)

そういえば、こんなサラリーマン川柳がありましたっけ。
「ときめきも 四十過ぎれば 不整脈」
私が可愛いモデルさんにときめくのも不整脈だとか(爆)
Commented by kwc_photo at 2015-05-25 00:21
すごい!こんな細かいところに気がついておられるとは!
華頭窓、今度いったら見てきます。
昨日行ったところなんですが・・・(笑)
L字の石も見てこようっと。勉強になります(^-^)。

非公開の塔頭も、玄関先から覗き込みたくなる美しさの
場所、ありますよね。
秋の写真と絡めて、なるほど、妙心寺!と再確認しましたよ。
Commented by kirafune at 2015-05-25 07:00
♪shuさん

華頭窓の謎、う~むと
私も窓の前で唸りました。
昔の職人さんの凄技にびっくりしました。
この窓を造った職人さんは
500年後の人々も自分の仕事を見るだろうと
そんなこと思って仕事をしたわけではないと思いますが、
その心意気が半端なくて、感動しました。
Commented by kirafune at 2015-05-25 07:01
♪greenkatastumuriさん

妙心寺さんの境内は、桜も紅葉も
穴場的な塔頭さんがたくさんありますね。
公開しているところも少ないですが、
外側から眺めているだけでも
楽しいです。
応仁の乱の矢のあとが残っているというのは、
空襲で東京みたいに焼け野原にならなかったからなのですね。
日本に京都があって、よかったです。
Commented by kirafune at 2015-05-25 07:01
♪maruさん

おはようございます!
妙心寺さん、境内に入ると、
どこか外とは空気感が違います。
室町時代にタイムスリップした
みたいな気分になれますよ。
Commented by kirafune at 2015-05-25 07:03
♪eiさん

いやいや、eiさんのほうが
何でも私より詳しいに決まってます。
妙心寺さん、塔頭の宿坊に泊まらせていただいたり
昔から好きなお寺さんでした。
Commented by kirafune at 2015-05-25 07:03
♪dejikajiさん

おはようございます!
京都は見れば見るほど、
奥が深いですね。
私も京都の師匠に教わるばかりです。
Commented by kirafune at 2015-05-25 07:04
♪zeissさん

おはようございます!
妙心寺さん、こんなにすごい謎を
いろいろ持っているのに
人も少なく、穴場のお寺さんです。
妙心寺派の大本山で、境内全体が
室町時代のタイムカプセルみたいです。

サラリーマン川柳って、ほんと面白いですね。
心臓だけは強いと思っていましたが、
まさか不整脈だったとは?!(笑)
Commented by kirafune at 2015-05-25 07:05
♪katsuさん

妙心寺さん、一昨日行かれていたのは
あの塔頭でしょうか?
ピンクのツツジが咲いている。
妙心寺の謎を、今度行かれた時、
探してみてくださいね~。
昔の人とつながった感じがしますよ~^^
Commented by suzu-clair at 2015-05-25 21:15
以前関西に住んでいたのに、
京都に全然行くことのなかった私が、
ここ数年でお寺に興味をもつようになったきっかけが、
友人が連れて行ってくれたこの妙心寺さんでした。

まだ当時は、見るものすべてが初めてで、
ただぼーっと見入っていただけでしたが、
これほどまでに奥深い見どころがたくさんあるのですね☆

法堂の華頭窓の木目!
素晴らしいですね・・・☆
職人魂、感動します。
こういう細やかな感性、
私も、後世まで伝わってほしいと願ってしまいます。

秋の顔と、春の顔、
どちらも本当に美しいですね。
日本の四季の素晴らしさを、改めて感じさせていただきました☆
いつも素敵な記事をありがとうございます☆
Commented by kirafune at 2015-05-26 07:49
♪すずさん

華頭窓の木目の美しさにドキッとしました。
「いい仕事してますね!」
昔の職人さんに語りかけたくなるような^^
一か所でなく、全体にわたってすべての木目が
きれいに揃えられていました。
本当にすごいなあと感じました。
妙心寺さんを子供の頃から遊び場にしていた
京都の達人から私も教わりました。
京都は、奥深いです。
Commented by lecouple at 2015-05-26 19:36 x
こんばんは。
いや~凄い、よく見られていますね。
私もKatsuさんと全く同じです。
この間、妙心寺さんに行ったばかりなのに...。 ^^;;;;
Commented by kirafune at 2015-05-26 23:17
♪lecoupleさん

こんばんは!
lecoupleさんも、妙心寺の塔頭に
行かれていましたね。
退蔵院に大心院。
どちらも花の美しいお寺さんですね。
華やかな花に目を奪われてしまいますが
あまり知られていない、観光寺でない塔頭でも
人知れず美しい景色が展開していて
通り抜けるたびに、発見があって、楽しいです。
それにしても、今年の花の開花は、軒並み、早いですね。
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