杵築城の親子

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人生五十年と思い定めて、やりたいことをやるのが男の一生だ。
そう呟きながら、父は息子の手を引いて、城に入った。

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1394年の築城以来、600年もの間、杵築の町を見守ってきた杵築城へ。


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室町時代初め、木付氏によって八坂川の河口にある台山の上に築かれた
この城は、北は高山川、東は守江湾といった天然の要害に囲まれていた。

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城跡にそびえる三層の模擬天守閣は在りし日の城の姿を偲ばせる。

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引き際を大切にして美しく死にたいと、父さんはいつも願っていたね。

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父から子へ、子から孫へ。
つながっていく手と手と手。

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親子はなかなか城の外に出てこなかった。
ある晴れた日、父が飲んだのと同じ酒を味わいながら、僕は念願が叶ったような気がしていた。
父は死んでもういないが、生まれて初めて父と酒を酌み交わしているようだった。

杵築城
大分県杵築市杵築16-1
電話:0978-62-4532
営業:9:00~17:00(入場は16:30まで)
休み:なし
料金:個人:一般 300円/小・中学生 150円(城山公園は無料)
交通:杵築駅からバスで10分、杵築バスターミナルから徒歩で12分


by kirafune | 2017-11-26 22:10 | | Trackback | Comments(4)
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Commented by doitsuwine at 2017-11-27 09:22
背中で息子にものを語れる親父がこの国からいなくなった・・・
親父と呑む酒が一番旨い酒だと言うことを知る息子がこの国からいなくなった・・・
Commented by umi_bari at 2017-11-27 14:20
お城を背景にした、親子物語をありがとうございます。
やっぱり、雲母舟さんは、作詞家ですね、バグースです。
Commented by kirafune at 2017-11-28 09:14
♪doitsuwineさん


🎶お前が20才になったら
酒場で二人で飲みたいものだ🎶
昔、息子さんのいるボスが
バーのカラオケで歌っていました。
🎶したたか飲んで ダミ声上げて
お前の20才を 祝うのさ
いいか男は 大きな夢を持て
野風増 野風増 男は夢を持て〜🎶
Commented by kirafune at 2017-11-28 09:16
♪umi_bariさん

お城の入口で男の子の手に
もう1人の男の子の手の影が見えて・・・。
上記のような物語になりました^_^
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