醍醐の花見

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今頃、ドラマはすでに果てているだろう。

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今年も醍醐の花見に出掛けた。

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真昼の花盛りに薄紅色の参道を歩く。
樹の下は、人・人・人でごった返していた。

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人混みに右往左往しながら、それでも人は、桜の樹の下に立つ。
立って、上を見上げる。

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一年がかりで花を咲かせた桜の気持ちが、嬉しさが、人の心に染みてくる。
生き物同士の切なさを、樹と人が分かち合う瞬間が、そこにはあった。

(撮影4月3日)

醍醐寺 報恩院
京都市伏見区醍醐東大路町22
電話:075-571-0002
時間:9:00~17:00
料金:無料
# by kirafune | 2010-04-21 23:25 | 京都 | Trackback | Comments(18)

勧修寺の春景色

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白壁と桜の競演が見たかった。

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京都の友人のおすすめで、山科の勧修寺(かじゅうじ)を訪れた。

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中門をくぐるのは、氷室池に咲く睡蓮を見に来て以来だった。

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海棠の花が楊貴妃になりかわって、広大な池泉庭園へと手招きしてくれた。

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観音堂が桜に包まれていた。

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夏には睡蓮で華やぐ氷室の池も、今は春の色に染められている。

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もの思う心と共に観音堂に立ってみれば、

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人に悟られないように、桜がそっとそれを隠してくれる。

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切なくも奥ゆかしい春の景色だった。

(撮影4月3日)

勧修寺
京都市山科区勧修寺仁王堂町27-6
電話: 075-571-0048
拝観:9:00~16:30
料金:400円
交通:地下鉄東西線小野駅下車徒歩約5分
# by kirafune | 2010-04-18 23:10 | 京都 | Trackback(2) | Comments(18)

毘沙門堂の桜

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山科の春は明るかった。

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ちょっと落ち込み気味だった心の奥底にも、春光が射しこむ。

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二人の友との再会を喜びながら、山科疎水の道を歩いた。

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向かった先は、毘沙門堂。
ホーケキョケキョケキョ♪
頭上では、鶯の谷渡り。
山門の向こうには、どんな光景が広がっているのだろう?

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樹齢百数十年、一目千両の枝垂れ桜が満開だった。

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さっきから、上ばかり見ている自分がいた。

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もう一度振り返ると、枝垂れ桜が陽の光を浴びて、輝いていた。

(撮影4月3日)

毘沙門堂
京都市山科区安朱稲荷山町18 
電話:075-581-0328
拝観:8:30~17:00
料金:境内無料(拝観料:大人500・高校400・小中学300) 
交通:JR・京都市営地下鉄東西線山科駅、京阪線京阪山科駅から北へ、徒歩15分
# by kirafune | 2010-04-16 07:32 | 京都 | Trackback | Comments(18)

大松清流亭の紅枝垂れ桜

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京都の朝は静かだ。

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青空の下、南禅寺界隈のお屋敷町を歩く。

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ここは私にとって、とっておきの散歩道。

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野村別邸東側にある大松清流亭では、春になると、美しい紅色の光景が広がる。
物思いに耽りながら、ひとり歩んでいると、

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交通事故で亡くなったと風の便りで聞いた友人が、突き当たりの角を突然曲がっていくのが見えた。

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慌てて追いかけるも、すでにその姿はなく、見上げれば、空一面の桜。
そよ風が吹き、枝垂れが揺れた。
なかなかもの忘れできない心が見せた幻影か、それとも桜の精の悪戯なのか。
眩暈を感じ、暫くその場を動けなかった。

(撮影4月3日)
# by kirafune | 2010-04-14 23:09 | 京都 | Trackback | Comments(10)

雲母(きら)の舟が出ます♪

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行く川のながれは絶えずして

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しかも本の水にあらず。

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よどみに浮ぶうたかたは

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かつ消えかつ結びて、

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久しくとどまることなし。
By 鴨 長明 「方丈記」

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生きとし生けるもののすべては、うつろいゆく儚さを持つ。
だからこそ、その一瞬の輝きが美しい。
今年も命のキラキラを求めて

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春の京都に

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行ってきました。

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さあご一緒に、雲母(KIRA)の舟に乗って、キラッと光る揺らぎの瞬間をみつけに行きませんか?
# by kirafune | 2010-04-11 16:05 | ご挨拶 | Trackback | Comments(16)