「竹清堂」の雫

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秀吉もびっくりの、竹で出来た茶室でございます。




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友人のジャズ演奏を聴きに、桜上水という土地へ初めて降り立った。
大通りを歩いていると、何だか面白そうなお店を発見。
創業明治40年、竹工芸の「竹清堂」さん。

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気が付くと、吸い込まれるように中へ入っていた。

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ちょうど、「夏にむかう 竹かご展」を開催中だった。
一緒にいた息子も、この花入れがいいと、いたく気に入った様子だ。

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道行く人も自転車を止めて、中の様子を見ている。
竹だけでなく、鍛鉄のお皿も展示されていた。

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竹工芸って、建築とも相通ずるものがあるね。
この春から建築の勉強をしている大学生の息子と話していたところ、
お店のご当主が店内奥へと案内してくれた。

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「竹清堂」三代目当主の田中 旭祥(きょくしょう)さん。
この道35年の竹工芸作家だ。
おじいさんの代からこの地で竹工芸のお店を開いている。
ご自身は初めのうちさほど興味はなかったものの、気が付けばこの世界に入っていた。

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年季の入った道具類や精巧な作品の設計図を見せていただいた。
ミリ単位の繊細なお仕事に度肝を抜かれた。
日本はもとより、海外での評価も高い。
最近では、フィラデルフィア美術館に、田中さんの作品3点が収蔵されたそうだ。
作品に惚れ込んだブラックストーン・グループの会長が所蔵品を美術館に寄贈したという。
さすが年収670億円の大富豪は、太っ腹だ。

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竹で出来た茶室には躙り口や茶道口が設けられ、
天井では「カオス」(混沌)と「コスモス」(秩序)を表現していた。

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店内奥の工房にあった竹のあかり「雫」に一目惚れしてしまった。
もうすぐ我が家にやってくる。
雫から始まり、やがて大河の一滴へ。
生活に潤いを与えてくれるであろう「雫」との出会いに感謝したい。

竹清堂
東京都杉並区下高井戸3-1-2
電話:03-3304-3710
営業:9:00~19:00
休み:水曜日
交通:京王線「桜上水」駅より徒歩5分
by kirafune | 2012-05-03 13:59 | 東京の街 | Trackback | Comments(24)
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Commented by fukuyuminia at 2012-05-03 21:35
こんばんは☆
「雫」に私も一目惚れ!
素敵~!と思ったらなんと雲母舟さんのおうちにやってくるんですね(^o^)
これは絶対、「縁」だと思います。
ここでめぐり会うようになってたんですよね~。
人との縁も不思議だと思いますけど品物との縁も同じように感じます。
Commented by WWMC at 2012-05-03 21:39
ほおー素晴らしい逸品を手に入れられましたね。このランプのしたで
お気に入りの小説など読まれるのかな。
写してきてくれた道具がまたすごくいいですね。凡人にもその
良さが伝わってくるような気がしました。すごいなあ...shu
Commented by shino at 2012-05-03 22:37 x
竹のランプとの素敵な出会いがあったのですね~♪
お家にやってくるのが待たれますね^^

竹の茶室は、まさに芸術作品ですね。
花籠と花のあしらいの絶妙な組み合わせにも、注目しました。

Commented by しずこ at 2012-05-03 22:49 x
手仕事から生まれる工芸品、魅力的です。
素敵な出会いがあってよかったですね。
そう、竹工芸といえば、別府です。
私も今度、竹工芸品を探しに行ってみようかなと思いました。
Commented by deepseasons at 2012-05-03 23:44
こんばんは~。
まさに職人の技といえる作品ばかりです。 使い込まれた道具も
キラリと光っています。
Commented at 2012-05-04 00:00
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by うえっち at 2012-05-04 01:43 x
象が凄い!

これからの季節は、見た目に涼しく重宝しそうですよね♪
Commented by しなこじ at 2012-05-04 07:08 x
おはようございます!
初めてのお店で、取材できたのですか?  すごい!
手仕事をされる職人さんに憧れ、お話聞きたいと思っても
紹介もなくては入りづらく、いつも残念に思います。
こちらはお人柄がうかがえる様な方ですね。
竹工芸は温かみがあり大好きです、素敵な作品選ばれましたね。
Commented by kirafune at 2012-05-04 08:50
♪ゆみさん

ご縁て不思議ですね。
偶然は必然と、いつも思います。
たまたまこちらの田中先生が建築好きの方で。
息子にも、これからもし竹で相談したいことがあったら
田中先生の所へ行きなさいと言いました。
また、行きたくなる魅力に溢れたお店でした。
今度の月曜日、「雫」のランプが届くので、
置く場所を掃除して、嫁入りを
今か今かと待っています♪
Commented by kirafune at 2012-05-04 08:56
♪shuさん

伝わりましたか~。
竹工芸の凄さが。
私、感動してしまいました。
その感動がshuにも伝わって
嬉しいです。
日本の誇る伝統工芸ですね。
田中先生には息子さんがいて
4代目も竹工芸をされているので、
しっかりその技が受け継がれています。
初めて知ったのですが、田中 旭祥さんは
その道で有名な方のようです。
気さくにいろいろ教えてくださり、
shuさんみたいに、いい人でした。
Commented by kirafune at 2012-05-04 09:00
♪shinoちゃん

竹のバッグもありました。
shinoちゃんも好きそうなお店です。
田中先生は好奇心旺盛な方で
今でも、建築をはじめ、いろいろなことに興味を持たれ、
それが作品作りに生かされているようです。
すべてつながっているのですね。
Commented by kirafune at 2012-05-04 09:03
♪しずこさん

大分といえば、竹ですね。
田中先生も、早大を卒業後、
大分県立高等技術訓練校の竹工芸科に入り、
技術を学ばれたそうです。
大分ときいて、すぐ、しずこさんのお顔が
思い浮かびました^^
竹の工芸品は温かみがあって、
本当に素敵だなと思いました。
Commented by kirafune at 2012-05-04 09:05
♪deepseasonsさん

おはようございます!
工房にずらりと道具が並んでいましたが、
使い込まれた道具というのも
とても魅力がありますね。
本当にきらきらと輝いて見えました。
Commented by kirafune at 2012-05-04 09:08
♪鍵コメさん

お疲れ様です。
お目目、大丈夫ですか?
疲れた時は、あまり無理しないでください。
コメントなんていいので、早く寝てくださいよ!

"千と千尋の神隠し"は大好きな映画です。
テーマ曲も好き。
カンテラ、よく覚えていますね~。
そのことに驚きました。
今度、よく見てみますね。
Commented by kirafune at 2012-05-04 09:09
♪うえっちさん

象、凄いでしょう?
竹で出来ています。
あの象にひっぱられて、お店にするっと
入ってしまいました^^
楽しかったです。
ぱお~ん♪
Commented by kirafune at 2012-05-04 09:12
♪しなこじさん

手作りの品というのは、温かみがありますね。
眺めているだけで、なんだかほっとします。
「このお店にあるもの、ぜ~んぶ欲しいです」
と言ったら、田中先生が「面白い人だね」と
笑っていました。
Commented by 寅次郎 at 2012-05-04 11:45 x
一目惚れの竹細工を嫁に迎えた。
さすが江戸っ子。思い切りの良さに粋を感じるね。
それにしても大学生にもなる息子さんと二人でお出かけとは仲良し親子で羨ましい。
Commented by 都人 at 2012-05-05 00:35 x
偶然は必然、出会うべくして出会われましたね(^^)
竹の茶室、素晴らしいですね。
日本の物造り、世界に誇れる技術と思います。
どんなに精巧に出来ていても魂がないと心に響きません
息子さんの作品も楽しみですね
なんだか凄く嬉しいです。
Commented by kirafune at 2012-05-05 22:28
♪寅次郎さん

一期一会を大切に^^
「これだ!」と思ったら、しっかり掴まないと、
あとで後悔するのはつまらないですね。
大学生の息子、乗っていく電車の車両は変えていました。
やっぱり、ちょっと恥ずかしいようです。
Commented by kirafune at 2012-05-05 22:49
♪都人さん

日本人の物作りの技術の素晴らしさは
国内よりも寧ろ、外国、特に欧米の方が
評価が高いようです。
伝統工芸の伝承は、日本の誇りですね。
凄い技術だと思いました。
Commented by mama-mumin at 2012-05-06 14:32
kirafuneさん、こんにちは。
まさしく出会いですね。
お店ん入らなければ雫には出会わなかったのですからね。
こちらのお店の作品の独創性には驚きます。
kirafuneさんのお気に入りになられた雫も、茶室も(^^)
Commented by Reckless.p at 2012-05-06 18:33 x
こんばんは!
茶室いいなぁ~^^
ビビッときたら購入するのがいいですよね。
雲母舟さんの心に一滴、恋とはそういうものですかね^^
Commented by kirafune at 2012-05-06 21:56
♪むーみんさん

こんばんは!
本当に不思議なことなのですが、
このお店の扉を開けなさいという
天の声がしました。
入ってよかったです^^
Commented by kirafune at 2012-05-06 21:59
♪Reckless.pさん

こんばんは!
茶室、縮小版だったのですが、
実際、本当の大きさでも作られたそうです。
凄いですよね。
ビビッと電気が走りました。
恋とはそういうものですね^^
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