竹のあかり 田中旭祥展

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木の間より もりくる月の 影見れば 心づくしの 秋は来にけり  読人知らず(古今集)
秋の夜長、竹のあかりを灯して過ごすというのはいかがだろうか?




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今、赤坂東急プラザ2Fの

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「游ギャラリー」さんで、竹芸家・田中旭祥(きょくしょう)氏の個展が開催されている。

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田中先生から、この展覧会のことが掲載されている「日経おとなのOFF」10月号を送っていただいたので、行ってみた。

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田中旭祥さんは明治40年創業の竹工芸店・「竹清堂」の三代目。
花籠や茶道具の実用的なものから能楽の舞台美術まで、幅広い分野の作品を手掛ける芸術家だ。

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今回の個展では、秋の夜長を楽しめる、竹の卓上灯、壁掛の照明やお月見用の花篭が中心に展示されていた。

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竹でできた茶道具のセットも美しい。

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一本の竹を割って皮を剥ぎ、薄く削って仕上げる材料作りから始まる、気の遠くなるような工程を重ねての花活け。
ブラボー!!

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そして、今回、私が一目惚れした作品がこの「夕鶴」。
壁掛けタイプの照明で、あかりの下半分が200年前の古家から出た古材の竹で作った一輪挿しになっている。
真っ黒な煤に覆われていた竹は田中先生に丁寧に磨かれて、美しい縄目が現代によみがえった。
会期後、「夕鶴」は我が家にやって来る。

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いつも温かい雰囲気の田中旭祥先生と奥様。
組立式茶室・「夢宙庵」の縮小模型の前で。

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「美は物体にあるのではなく、物体と物体との作り出す陰影のあや、明暗にある」
時には家の照明を消して、竹あかりの下、ゆっくり谷崎の『陰翳礼讃』など読むのもいい。
先に嫁入りした「雫」が、夕鶴の到来を待っていた。

(撮影9月16日)

夜長月のあかり 月見月の花籠 田中旭祥 竹芸展Ⅳ
平成24年9月13日(木)~9月22日(土)
東京都千代田区永田町2-14-3 赤坂東急プラザ2F 赤坂游ギャラリー
電話:03-3595-7111 
営業:11:00-19:00
交通:地下鉄「永田町」駅8番出口直通


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by kirafune | 2012-09-17 11:41 | 展覧会 | Trackback | Comments(28)
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Commented by hitatinotono at 2012-09-17 11:56
ステキな秋の夜長・・・tonoも(^^。
高(竹)そぅですが(汗、
Commented by kirafune at 2012-09-17 14:35
♪hitatinotonoさん

どんな音楽を流そうかなと
秋の夜長の過ごし方を考えては
うっとりしています^^
ワインも用意しておこうかしらん。
竹だけに高そうって、その分頑張って働けば、
なんとかなりますよ^^
Commented by borderlines at 2012-09-17 17:43
ようやくやって来てくれた心づくしの秋の夜長を楽しむのに絶好の
竹細工ですね。
それにしても「雫」と「夕鶴」両方とは何と贅沢な。(^^;)
どちらも灯りを入れたときに織りなす影が美しいです。
Commented by y_merry at 2012-09-17 19:08
いい竹細工ですね
旅先で見かけたりすると「いいなぁ〜」思うのですが、
私の部屋というより我が家にはどう考えても合う場所がなく
泣く泣く諦めるのですが、kirafuneさんの所は
「雫」に「夕鶴」ですか?何とも贅沢です。
Commented by うえっち at 2012-09-17 21:53 x
食事や芸術など、ホント幅広い分野に精通してますね。
竹のあかりって、温かみがあっていいですね♪
Commented by r_magnolia at 2012-09-17 23:30
こんばんは。
日本人の手仕事って、細やかで緊張感もあってそれでいて優しくて。。。
素敵ですね、こういう柔らかい灯り。
私も行ってみたいです。
Commented by りん at 2012-09-17 23:42 x
こんばんは!
繊細で素敵な作品ばかりですね!
雲母舟さんが購入された「夕鶴」、本当に鶴が優雅に羽を
広げたような光の模様が描かれるんですね〜
こんな素敵な光が部屋にあると、とても豊かな気持ちになれそうです^^
Commented by kwc_photo at 2012-09-18 00:24
おおお!夕鶴、本当に鶴が羽を広げたような、素晴らしい光ですね。
なんと購入されたのですね!おっしゃれー!
我が家にはこんな素敵な一輪挿し 兼 照明が似合うようなお部屋
がありません~(^_^;)
シックな和室にこんなのがあったらすごく素敵でしょうね。
自宅にやってくるのが楽しみですね。
Commented by youpv at 2012-09-18 05:34
おはようございます~。
これは素晴らしいですね。
光と影が作り上げる芸術ですね(^^)
Commented by kirafune at 2012-09-18 06:25
♪魔術師さん

光と影は仲のいいコンビみたいなものですね。
どちらが欠けても、それぞれが引き立たない。
家の照明を全部落として、竹あかりだけにすると
なんとも心が落ち着くから不思議です。
Commented by kirafune at 2012-09-18 06:28
♪merryさん

日本全国、世界各国を旅されているmerryさん。
各地でいろいろな竹細工を
ご覧になって来られたのでしょうね。
竹工芸は繊細なものだから、
旅先から持ち帰るのは大変と思います。
世界にひとつだけとピンときたら、
次回は送ってもらうに限りますよ^^
Commented by kirafune at 2012-09-18 06:30
♪うえっちさん

いえいえ、たまたま偶然通りかかりに
凄いものに出会ってしまったのです。
いいものは、やっぱりいいです^^
Commented by kirafune at 2012-09-18 06:36
♪ r_magnoliaさん

おはようございます!
竹のあかりはおっしゃる通り、
優しい光です。
心がほっとします。
卓上灯、フロアスタンド、壁掛と
いろいろあったのですが、
一番気に入った照明にしました。
今週末まで開催中なので、
magnoliaさんもよかったら^^
コメントありがとうございました。
Commented by kirafune at 2012-09-18 06:39
♪りんちゃん

竹工芸は、繊細な手仕事から作り出される
素晴らしい作品ばかりでした。
一目惚れした「夕鶴」は、本当に
鶴が優雅に羽を広げたような光が広がって
うっとりしてしまいました。
我が家に飛んでくるのが、待ち遠しいです。
Commented by kirafune at 2012-09-18 06:43
♪katsuさん

katsuさんのお宅はポップなイメージですね^^
私の部屋はシックではないですが、和室なので、
「夕鶴」の到着を待っているところです。
でも、竹のあかりは意外に洋室にも合いますよ。
今度、試してみてください。
Commented by kirafune at 2012-09-18 06:46
♪youpvさん

おはようございます!
本当に、竹工芸の素晴らしさをまた実感しました。
正に、竹のあかりは、光と影の織りなす芸術でした。
美山のおそば、おいしそうでしたね。
pradoさんのところで見ました。
お蕎麦やさんとかにも、竹工芸のインテリアは
合いそうです。
Commented by wwmc at 2012-09-18 08:13
昨年、たしか一度見せていただいた作品ですよね。
編んだ竹の隙間から漏れる光のなんと繊細かつ暖かいこと...
一回限りじゃなく、ちゃんと続けて良い物を大切にして味わって
いかれるkirafuneさん、えらいなあ。
Commented by foto_k at 2012-09-18 08:56
雲母舟さん、おはようございます。

おー、久方ぶりのカンテラさん^^
お友だちがやって来て、ぴょんぴょん跳ね喜んだはりませんでした?

綺麗な配光パターンですね。
そんなところにまで計算されている芸術性に感動します。
これを見られた方々が穏やかな気持ちになれると良いですね(^^)


Commented by a_puran at 2012-09-18 19:37
うちのなんにもない壁のところに、この照明をあててみたくなりました。
そうかと思うと、ラストのような照らし方も素敵に見えたり
高さをかえてとか、展示され方にますます欲しくなる竹のあかりです。
kirafuneさんのおうちに届いたら、ぜひその明暗や陰影を見せて下さいね。
楽しみにしています(*^_^*)
Commented by deepseasons at 2012-09-18 22:13
こんばんは~
いい買物をされましたね~ 茅葺屋根で見られるような長年に渡り
燻された煤でいい飴色になった竹の柔らかいカーブなんでしょうね。
網目模様の影が鶴が羽根を広げるように壁に揺れるのでしょうね~
老眼でこの下で読書はムリでもソールミュージックでも聴いていたい
なあ~ お邪魔していいですか(笑)
Commented by hidetatu32jp at 2012-09-19 00:55
雲母舟さん~~、、こんばんわ
例の件了解しました^^

灯りのアートですね~~
奇麗です。秋の夜長は奇麗な
ライトに照らされたいですね!
私の地元でも先日、灯りの催しがありました^^
秋って夜長だからそういうのに
興味が行くのですかねぇ~、、
しかも竹っていうところがなんとも
和でイイですよね!
Commented by kirafune at 2012-09-19 06:58
♪shuさん

そうなのです。
5月に一度、「竹のあかり」を
載せさせていただきました。
とても感動した光だったので
それを伝えたくて・・・。
今回も驚きの作品がずらりでした。
素晴らしかったです。
Commented by kirafune at 2012-09-19 07:01
♪Kさん

おはようございます!
Kさんは、「雫」の照明を
「千と千尋の神かくし」に出てくる
カンテラにそっくりとおっしゃっていましたよね^^
お友だちがもうすぐやって来るので、
ぴょんぴょん跳ねてます♪
優しい光に癒されそうです。
Commented by kirafune at 2012-09-19 07:04
♪a_puranさん

a_puranさんのお宅の壁は
広そうですね~。
竹の照明の陰翳が美しく反映されそうです。
私のところに「夕鶴」がきたら、
自分の部屋にかけるつもりです。
今からもうワクワク♪
楽しみなんです。
Commented by kirafune at 2012-09-19 07:12
♪deepseasons さん

おはようございます!
狭いところですが、よかったら
遊びにいらしてくださ~い^^
200年前の家はきっと茅葺屋根
だったかもしれないですね。
長年の煤でいい飴色になった
竹の柔らかいカーブ
正にそうなのです。
deepseasons さん、ご存じなのですね。
凄いなあ。
私は今回、初めて知りました。
あまり美しいので、驚きました。
Commented by kirafune at 2012-09-19 07:15
♪ひでたつさん

例の件、すみません。
リポート、楽しみにしていますね。

富山の灯りの催し、また風情がありそうですね。
最近、灯りの催しが結構いろいろな所でありますね。
優しい光が求められている時代なのかも知れません。
Commented by Jun at 2012-10-11 23:49 x
こんばんは!
おぉっと、またお買い上げになったのですね^^
雲母舟さんの家にはステキがいっぱいですな~。
こんな竹の灯りで秋の夜長を過ごしてみたいものです。
Commented by kirafune at 2012-10-12 07:48
♪Junくん

おはようございます!
えへへ。
また素敵な竹の照明が
我が家に嫁入りしました。
秋の夜長を豊かに過ごさせてくれています。
竹の灯り、いいですよ~。
癒されます。
Junくんのきれいな部屋にも合いそう♪
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