暗闇の中を膝まで水に浸かって突っ立っていると、いつしか無数の魚が周囲で泳ぎ回っていた。
新しい美術館に行くと、突然、裸足になってと言われたら、貴方どうしますか?
ゆりかもめでお台場から豊洲に向かう車窓から、新豊洲で巨大な建物が建っていた。
途中下車して入ってみることにした。
入口で裸足になり中へ入ると、足元に水が流れていて、目の前に光の滝が出現した。
2016年に2か月限定で大盛況で終わった以前の「チームラボ」が進化して「チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com」として帰ってきた。
2020年秋までの2年間、東京豊洲で限定オープン。新しいアートの形、テーマパークのありかたを提案する最新コンテンツは7つの作品から構成されている。
The Infinite Crystal Universe の部屋では、上下左右が鏡張りで、天井から光を放つビーズのような玉が無数に下がっていた。
床に寝転がって上を見上げた。
宇宙の星屑に包まれた。
人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング / Drawing on the Water Surface Created by the Dance of Koi and People - Infinity
膝まで水に浸かっていた。
幻想的で不思議な気分。
錦鯉の泳ぐ池のあとには、意思を持ち変容する空間が広がっていた。
「自由浮遊」の部屋にいると、しがらみから解放されどこまでも自由になれる気がした。