アカデミー賞受賞！ 『ドライブ・マイ・カー』

やったー！！

村上春樹原作、濱口竜介監督作品の映画『ドライブ・マイ・カー』が

アメリカ映画最高の栄誉・アカデミー賞で、国際長編映画賞を受賞した。

12月1日は映画の日

映画の原作『ドライブ・マイ・カー』は村上春樹の短編集

『女のいない男たち』の中に入っている。

日本映画としては、13年ぶりの快挙だとか。

国境を越えて、

なにがそんなに人の心をとらえたのか。

妻を亡くした舞台俳優の家福と

運転は上手いがぶっきらぼうな女性ドライバーみさき。

二人には、大切な人を失った悲しい過去があった。

この映画作品は傷ついた人間の癒しの物語だと思った。

人は生き、いつか死んでゆく。

だから私自身も、優しく抱きしめられる感覚がした。

映画の最後は原作の小説とは違っていたけれど、

希望の持てる終わり方に、心の中で拍手した。

世界は癒しを求めている。

今の時世にぴったりと寄り添った素晴らしい映画だった。

映画『ドライブ・マイ・カー』予告(90秒)