江戸の面影 ～箱根 甘酒茶屋～

江戸時代の旅人のように、お茶屋で一服。

【ギフト券プレゼント】夏の1枚コンテスト 2022

「箱根の山は天下の険」

昔の人々が歩いた箱根旧街道は

江戸・日本橋と京都・三条大橋をつなぐ、江戸時代の五街道のひとつだった。

今も畑宿から芦ノ湖畔までは石畳が残り、当時の旅人の姿が思い浮かんだ。

畑宿と芦ノ湖のちょうど中間地点に、江戸時代初期に創業した茶店がある。

「甘酒茶屋」は400年以上の時を経て、

今も１３代目が店を営み、旧街道を散策してきた人たちを迎え入れてくれる。

ああ～、足が疲れた。

７月中旬からは氷もある。

茅葺屋根の下で少し、休憩しよう。

先にお店の中で注文して、

好きな席で待っていると、

おいしそうなかき氷が運ばれてきた。

旅の疲れも吹っ飛んだ。

茅葺屋根の下はいい風が入ってくる。

「箱根の山は天下の険」

それでも、旅は続く、今も昔も。

「甘酒茶屋」がある限り。

箱根 甘酒茶屋