
富岡製糸場の生糸で作ったパラシュートに乗って、先祖に逢いに行った。

降り立ったのは、幼い頃の微かな記憶の中にある鏑川(かぶらがわ)。
私にとって群馬県富岡市は母方の実家があった、縁のある土地だった。
その川のほとりに建つ世界遺産の「富岡製糸場」は私の曾祖父も大工として建設時に参加していた。

安政元年生まれの曾祖父にも、明治生まれの祖父にも私は会ったことがない。
生まれる前に亡くなっていた。

それでも、祖父が父親の後を継いで富岡で大工の棟梁をしていたので、
製糸場の建設時のことを自分史の中に書き残していて、当時の世情や出来事を知ることとなった。

これは太平洋戦争中の昭和10年代、富岡市の一之宮貫前神社に群馬県中の大工が大集合した時の記念写真だ。
最前列に立つ↑の上の背広姿の男性が私の祖父だ。
この写真に映っている人は全員今は鬼籍に入っていると思われるが、
背後の大鳥居や石段は現在も残っている。

群馬県の大工たちも総動員して建てられた富岡製糸場の煉瓦が、なんだかとても愛おしく感じられた。

製糸場内には社宅も建てられていた。

社宅の入口の鍵。
当時のままの姿で保存されている。

工場で働く人たちは家族とともに住んでいたそうだ。

社宅の窓に近寄ると、

当時の写真が飾ってあった。

時は過ぎ。
世界遺産となった富岡製糸場を訪れて、まだ見ぬ祖父や曾祖父にやっと逢えた。
(撮影:2024年1月4日)
群馬県富岡市富岡1番地1
電話:0274-67-0075
開場:9:00~17:00 (受付は16時30分まで)
休み:年末(12月29日から31日まで)
料金:1,000円 ※オプションのガイドツアーは別途200円要
交通:上信電鉄「上州富岡」駅下車後徒歩10分
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