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雲母(KIRA)の舟に乗って

東京と京都の街角でキラッと光る揺らぎの瞬間を拾った写真&エッセイのブログです♪


by 雲母舟

共に楽しむ 與衆愛玩 ~荏原 畠山美術館~

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與衆愛玩
自らのコレクションを独り占めしないで、多くの人と共に楽しもう。




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今年10月に開館60年を迎えた「荏原 畠山美術館」に行ってきた。



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「荏原 畠山美術館」は、茶道具を中心に、日本、中国、朝鮮の古美術品を展示公開している私立美術館だ。



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創立者の畠山一清さんは能登国主畠山氏の後裔なので、家紋が門にバンと大きくかかっていた。



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最近大規模な改築工事を終えたばかりで庭もきれいに整備されている。




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庭が広過ぎて美術館の玄関がわからずキョロキョロしていると、どこかの紳士があちらですよと教えてくれた。



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やっと辿り着いた玄関。
現在、開館記念展 Ⅰ―與衆愛玩一共に楽しむ–を開催中だ。




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この方が美術館を創設した、荏原製作所の創業者・畠山一清(はたけやま いっせい)さん。
実業家でありながら、「即翁」と号して、能楽や茶の湯をたしなむ数寄者だった。
茶道具を中心に、50 年をかけて美術品の蒐集に励んだ。



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収蔵品は、国宝6件、重要文化財33件を含む約1300件もある。



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即翁の愛藏印に刻まれている「與衆愛玩」という言葉には、
「自らのコレクションを独占するのではなく、多くの人と共に楽しもう」という即翁の想いが込められている。
現在は本館内の茶室にも入ることができるようになった。
建物内部の撮影は玄関ホール以外はNGだったので、自分の目でじっくりと見せていただいた。
(お庭は撮影OKだったので、明日に続きます)

(撮影:2024年11月12日)

荏原 畠山美術館 開館記念展 Ⅰ―與衆愛玩一共に楽しむ
2024年10月5日(土)~12月8日(日)

東京都港区白金台2-20-12
電話:050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館:10:00~16:30
休み:毎週月曜日(祝日の場合は翌火曜日)・展示替期間中・年末年始
料金:1,500円(オンラインチケット:1,300円)
交通:都営浅草線「高輪台」駅(A2出口)を左折、徒歩5分

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ブログテーマ:日本に生まれて良かったと思うのは?
Commented by tamutamu0401 at 2024-11-13 19:59
kirafuneさん!こんばんは~(^^)/
最近は個人美術館で所蔵されている美術品を公開されているところがありますね。
この美術館は庭が広いですね~!
カメラ撮影はやはりダメなのですね
私が行った大阪の美術館はカメラはダメでスマホはOKでした。よく分からない(笑)
凄い量の美術品ですね
国宝もあるのが凄いですよね
楽しめますね
                       たむたむ
Commented by kirafune at 2024-11-14 09:13
♪tamutamuさん

おはようございます!
個人で国宝を持っているって、
すごい目利きですよね。
所蔵品もさることながら、
美術館創設者の私邸に建てられた
美術館のお庭も素晴らしかったです。
それらを自分の棺桶に入れて一緒に燃やしてしまえ
というのではなく、広くみんなで楽しみましょという
大きな心の持ち主の畠山さんだったので、
私たちも楽しくそのお宝を拝見できました^_^
茶の湯は関西発祥なので、たむたむさんのお近くにも、
すごいお宝の茶道具がおさまる個人美術館がありそうですね。


Commented by teineinakurasi2 at 2024-11-15 14:59
kirafuneさん、こんにちは~♪
茶道に関わる方や茶道具に興味のある方は
畠山美術館に行かれる方は多いですよね。
私も一度行きたいなと思いつつ
まだ足を運んだことがないのですが
素晴らしいコクレクション見てみたいです^^
明治から昭和にかけての旧家や財を成した方々は
自ら世界各地からコレクションをされて潤いをもたらし
ご自身で愉しまれる以外にも
そのお宝を他の人々にも見てもらい広めようとしたり
還元されたり、芸術家を育てたりと
今の財を成される方々に比べて心が広いような気がします。
母が健在の頃、上京した最、見に行きたい美術館があるの
連れて行ってほしいちと言われ何度か案内したことがありました。
青山の根津美術館と当時は世田谷だった静嘉堂文庫美術館
東急の五島美術館、白金の庭園美術館。
残念ながら畠山美術館へは行けなくて。
時間が出来たら今度行ってみたいです。

Commented by kirafune at 2024-11-16 23:00
♪sakuraさん

こんばんは!
sakuraさんもやはり、畠山美術館にご興味がありましたか。
お誘いすればよかったですね。
こちらの美術館のお庭は青山の根津美術館、白金の庭園美術館と並ぶ
素晴らしい庭園がありましたよ。
新館もできて、広い空間で茶道具や能装束、それに絵画作品も観ることができ、
しかも空いていました。
畠山さんが太っ腹なおかげで、すごい名品を観ることができました。
これからの季節は紅葉も進み、お庭もさらに素敵な装いになると思います。
とても刺激を受けて、帰宅しました。
sakuraさんも機会があればぜひ!
おすすめです^^
by kirafune | 2024-11-13 11:34 | 展覧会 | Trackback | Comments(4)