昔の宿場町で旅人気分のカフェタイム 〜南品川 茶箱〜

旧東海道の宿場町をのんびり散策していると、旅人気分でお茶が飲みたくなってきた。

荏原神社から旧東海道を青物横丁方面へ歩いていると、



古民家を改装したカフェをみつけた。



昔、東海道を旅していた旅人もここらでちょっとひと休みしていたのではないだろうか。

入ってみることにした。

元理容院だった建物をリノベーションした店内は

その昔、誰かのお顔や髪を映し出していただろう鏡があった。

若い女性の和菓子職人さんが作る創作菓子は、

イチゴやレモン大福など、どれも美味しそう。

お茶を淹れてもらっている間に店内を見せてもらった。

奥の白熱灯の下もいいけれど、

すりガラスを通して柔らかな光が入ってくる窓際の席に落ち着いた。

茶箱をテーブルにした席は、目の前にストーブもあって暖かい。

結局、迷いに迷って、桜茶（550円）とキャロットケーキ（450円）にした。

これがすこぶる美味だった。

最近は和菓子だけでなく、洋菓子にも挑戦しているそうだ。

また、いただきたい。

ドイツから来た旅人は抹茶ラテを頼んでいた。

ちょっとした会話で旅人同士が茶箱を挟んでほっこり和むひとときが心地いい。

いい旅を！

（訪問：2024年2月20日）

南品川 茶箱

品川区南品川2-11-5

営業：11:00〜18:00（木・金・土・日・祝日）

休み：月・火・水曜日

交通：京浜急行電鉄「青物横丁」駅から徒歩７分

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