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雲母(KIRA)の舟に乗って

東京と京都の街角でキラッと光る揺らぎの瞬間を拾った写真&エッセイのブログです♪


by 雲母舟

寧楽(なら)づくし工芸展 ー代を繋ぐー 〜新宿京懐石「柿傳」〜

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薄茶席の後は点心席で春のお食事を。




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「寧楽(なら)づくし工芸展 ー代を繋ぐー」の記念茶会は、薄茶席の後に、点心席も設けてあった。




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新宿 京懐石 柿傳さんの「残月亭」(9階)から「古今サロン」(6階)に場所を移して始まった。
御酒は奈良 油長酒造の「風の森 秋津穂657」をいただく。




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向付の鯛がフルーティーで飲みやすい「風の森」によく合った。




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緑高には春らしい彩りの食材が美しく盛られていて、目にも美味しい。




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煮物椀は海老真蒸の上に柚子とうぐいす菜が乗っていた。
奈良茶飯と奈良漬けのお食事も美味しくいただいた。




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奈良づくしの点心席の後は、「寧楽(なら)づくし工芸展 ー代を繋ぐー」を地下2階の柿傳ギャラリーで鑑賞する。
この工芸展は現在奈良で活動している伝統工芸家が次代と共に世代を繋いだ作品の数々を紹介する企画展だ。




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武田明さんの天狗の花活けに出迎えられて、




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明さんのお父さん・武田高明さんの「竹透かし燈火器」や




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奈良絵の美しい花器に見入る。




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茶碗にも花喰い鳥が描かれていた。



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阪本 修さんの「椿椀」はお椀の側面や蓋裏にもお水取りの「糊こぼし」という椿が描かれていて、
欲しくなったけれど、1つ50,000円と高価だった。
和服姿のご婦人が2つお買い上げされていた。




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川邊庄造さんの「木瓜車軸釜」は形の美しさに見惚れた。




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坂本曲齋さんの茶杓 銘「修二会」には若狭井榊の木に東大寺長老 筒井寛昭の文字が書かれていた。



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武田明さんの赤鬼のぐい呑みは鬼なのに笑っているように私には見えた。




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明さん、結構なお点前でした。

奈良は、一県の中で木、鉄、竹、陶など多くのジャンルで茶道具を伝えてきた数少ない地域というのがよくわかる
素晴らしい展覧会だった。
今回一緒に出かけた、奈良に詳しい「暮らしを紡ぐ2」のsakuraさんにも、鑑賞しながら奈良のことを色々教えていただいた。
sakuraさん、お付き合いいただき、ありがとうございました。
エキサイトブログをやってて良かった。
sakuraさん、またお出かけしましょう!これからもどうぞよろしくお願いいたします。

(撮影:2025年3月14日)

東京都新宿区新宿 3-37-11 安与ビル6~9階(1階あおぞら銀行)
電話:03-3352-5121
交通:JR「新宿」駅 中央東口から徒歩1分

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ブログテーマ:エキサイトブログ20周年に一言
Commented by meife-no-shiawase at 2025-03-19 16:48
花喰い鳥が描かれたお茶碗、すっごく素敵・・・
見惚れてしまいました。

そういえば以前、奈良ホテルで販売されていた器も
色々と素敵でしたが、とても素晴らしいお値段でした(笑)

お料理も上品・・・。
Sakuraさんとのお話もゆっくりできたのでしょうか♪
いいですね~エキサイト素敵女子♪
Commented by tamutamu0401 at 2025-03-19 17:24
kirafuneさん!こんばんは(^^)/
なんと!食事も付いているのですね!?
上品な京懐石ですね
京懐石と言えば上品ですし味も上品ですよね(笑)
これは糊こぼしの柄でお椀ですか?
なんとっ!5万円 手が出ません(笑)
こんなの使う席もありません(笑)
買われる方は、やはり2つでしょうね すごっ!
何もかも高価そうですね('◇')ゞ
                     たむたむ
Commented by teineinakurasi2 at 2025-03-19 22:09
kirafuneさん、茶懐石のお料理も
春の彩が美しいお料理で
酒造りの起原の奈良のお酒は
森の香りがする爽やかな口当たりでしたね。
椿碗や奈良絵の抹茶碗、
燈火器も鬼のおちょこも奈良らしい奥ゆかしさや温かみがあり
歴史を感じるお品で目の保養をさせていただいたというか
心豊かになりました^^
kirafuneさん、素敵な一日をありがとうございました。
Commented by cas_50414 at 2025-03-20 05:28
器が素敵ですね。
最近、陶磁器にとても惹かれています。
Commented by kirafune at 2025-03-20 11:29
♪メイフェさん

花喰い鳥が描かれたお茶碗、繊細かつ、
おおらかな奈良の雰囲気がとても素晴らしかったです。
奈良ホテルにも奈良絵の描かれた器がありましたね。
赤膚焼き、素敵でした。
御酒も美味しいし、奈良にまた行きたくなりました。

いんげんの蒸し餃子が美味しそうですね。
メイフェさんは、いいお店をみつける天才!
Commented by kirafune at 2025-03-20 11:36
♪ tamutamuさん

こんにちは!
奈良の器や食材を使ったお茶席のあとに点心席もついていて、
正に「奈良づくし」の会を堪能しました。
陶芸家は茶道も嗜まれているのを知りました。
席主を務められるとは日頃のお稽古もされているのかなと。
茶道も陶芸も工芸も、芸術の道に通じているのでしょうね。
あとでHPを拝見すると、完売御礼の札がかかっている品がたくさんありました。
みなさん、すごいですね!
私は眼福と満腹で大満足でした^^

Commented by kirafune at 2025-03-20 12:00
♪casさん

食事の時、お茶の時、器って大事ですよね。
青山で求められた器、どんなのかしらん。
興味津々です^^
Commented by manyouka at 2025-03-20 17:57
天狗の花活け面白いですね、椿椀は良い値で使いづらい(笑)
地元の人間はどれだけ知っているのか庶民には無縁な世界かな。
Commented by kirafune at 2025-03-21 11:13
♪万葉さん

こんにちは!
奈良には天狗がいそうな不思議な空間が
あちこちにありそうですね。
漆塗りの食器は見目麗しく、その分
扱いには慎重さが必要なのでしょうね。
万葉さんはお庭に椿があるから、いいですね!
Commented by kirafune at 2025-03-23 08:53
♪sakuraさん

奈良のお酒は水がいいのか美味しいですね。
そういえば、ならまちに行った時も
夕食に入った居酒屋さんで日本酒セットを頼んで、
飲み比べをして、ほろ酔い気分で近くの宿に
帰ったことがありました。
奈良のお酒は美味しいですね。
油長酒造さんの「風の森」、盃で何杯もお代わりしてしまいましたね。
お付き合いいただき、楽しい時間をありがとうございました^^
また、お願いします♪
by kirafune | 2025-03-19 10:38 | 東京グルメ | Trackback | Comments(10)