
愛宕の空に、春の兆しがこぼれた日

冬の名残がまだ街の隅に潜んでいるのに、
愛宕神社へ向かう出世の石段には、どこか春の匂いが混じり始めていた。

石段をのぼりきると、

境内にはすでに人の輪ができていて、
節分のお福分け祭のざわめきが
青空の下でゆっくりと膨らんでいた。

鬼は~外!福は~内!

豆が放たれた瞬間、
空へ向かって伸びる無数の手がひとつの大きな波のように揺れた。
老いも若きも、知らない者同士も、ただ「福を受け取ろう」とする
同じ動きの中で。

その光景は、冬空に咲いた一瞬の花のようで、
胸の奥にふわりと灯りをともした。

やがて、ふと視線を横に向けると、境内の片隅で紅梅が静かに咲いていた。

掌に落ちてきた福豆は、ほんの小さな粒なのに、
「今年もきっと大丈夫」
そんな言葉をそっと忍ばせているようだった。

年の数だけ福豆をいただいて、春を待とう。
きっと良いことが沢山あるかも知れないから。
(撮影:2026年2月3日)
節分 お福分け祭:2026年2月3日(火)12時~神事・12時半~豆まき
東京都港区愛宕1-5-3
電話:03-3431-0327
料金:無料
交通:地下鉄日比谷線「神谷町駅」・銀座線「虎ノ門ヒルズ駅」より徒歩5分
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